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木村優一「歌の翼シリーズCD」発売記念ライブを見てきました!

2020年06月05日

去る2月29日(土)、当合唱団でもご指導をいただいている、木村優一先生のライブに出かけてきました! 場所は外苑駅からほど近い南青山 MANDALA。昼・夜の2回公演でしたが、今回は夜の回にお邪魔しました。

ライブは途中休憩をはさむ2部構成で行われました。第1部のスタートはダニー・ボーイとしても知られる「ロンドンデリーの歌」。ピアノとのデュオで静かに始まりました。続いて「Salley Gardens」。どちらもアイルランドの憂いを帯びたメロディーが印象的な曲。「ロンドンデリーの歌」は先月発売されたニューアルバム『歌の翼(望郷編)』にも収められている曲です。

続いては、黄金コンビ、ジェリー・ゴフィン(詞)、キャロル・キング(曲)の作で「Will You Still Love Me Tomorrow?」(木村先生のファーストアルバム『My World』にも入っています)。いい曲ですよね。そして、古い映画が大好きという木村先生、「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘップバーンが歌った「Moon River」、ディズニーの名作「ピノキオ」から「星に願いを」、「美女と野獣」から「Beauty and the Beast」を熱唱。第1部の最後はトラッドソング「Water Is Wide」で締め、休憩へ。

歌の魅力もさることながら、この日の木村先生は熊本弁と標準語による2か国語(?)、音声多重MCを披露。お話しは、サファイアボイス、奇跡の声が生まれたエピソードから、故郷・熊本でのライブやおばあちゃんとの思い出、そして先の震災などにもおよび、なごやかなかにも故郷に寄せる木村先生の強い思いが伝わってくるものでした。

休憩も終わり、第2部へ。衣装チェンジした木村先生は、ジーンズ姿のカジュアルないでたち。熊本のライブでも同じジーンズ姿で登場したそうなんですが、それを見た木村先生のおばあちゃんは、「優一は衣装を間違えたんじゃないかしら?」と思ってしまったのだとか。そんなカジュアル 仕様の木村先生、第2部の1曲目は『歌の翼(望郷編)』から「芭蕉布」。続いて『歌の翼(憧憬編)』にも収められてる「 若者たち」。そして再び映画の世界へ。ジブリの人気タイトル『千と千尋の神隠し』から「いつも何度でも」、『耳をすませば』から「カントリーロード」の2曲を披露。 最後は『Is This Love?』に収録されている「Tell Me True Is This Love?」「 青空」の2曲で第2部を終了。

今回のライブは、木村先生も初めてという、ピアノ(飯田俊明) 、ヴァイオリン(高橋暁)、ドラム(橋本現輝)、ベース(橋本現輝)というバンド編成で行われました。そのせいもあってか、普段よりノリもよかったように思えたのは気のせいでしょうか。アンコールでは、デビューアルバムにも収められている「エーデルワイス」「I Will Always Loves You」の演奏も聞かせてくれました。

新型コロナウイルスによる自粛ムードが漂うなかでの開催ということもあり、当日は足をお運びいただけなかったファンの方も多かったのでは? そんな方々のために当日の演奏の中から特別に一曲「ムーンリバー」のライブ映像をプレゼント。不安の多い日々ですが、Stay Homeの一助としてお楽しみください。

(ブログ担当I)

動画はこちらからどうぞ。