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「第9回 クラシッククリスマスチャペルコンサート」を振り返りながら

2020年03月25日

 今回は、昨年12月に行われたクリスマスコンサートのご報告です。皆さんはご覧いただけたでしょうか?

暮れも押し迫った2019年の12月17日、18日、2日間にわたり、スマイル合唱団・青春ポップス合唱団指導員による、恒例の「クラシッククリスマスチャペルコンサート」が、ルーテル市ヶ谷ホールにて開催されました。

こちらのコンサートも、はや9回目を迎えましたが、例年どおり1日2回、計4回の公演を行いました。「もろびとこぞりて」「ダビデの村里」「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」「サンタが街にやって来る」など、クリスマスソングの定番ともいえる曲から始まったコンサート。オペラ「ホフマン物語」から、自動人形(ゼンマイ仕掛けの人形)が歌う「オランピアのアリア」、弦楽四重奏によるモーツアルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークならぬ「アイネ・寒いネ!?ナハトムジーク」、フォーレのレクイエム(「ピエイエズ」「インパラディズム」)など、コミカルな演出も交えながらも厳かに熱い演奏が、外の寒さも吹き飛ばすかように会場を盛り上げていきます。

今回のコンサートではスペシャルなゲストの登場もありました。二日間のうちの一公演だけでしたが、海外研修から帰国した声楽家の砂田愛梨さんが特別出演してくれたのです。本場仕込みの圧倒的なソプラノの歌声で会場を魅了しました。

そのほか、「冬景色」「雪の降る街を」「フォーオールユーノウ」「ハッピークリスマス」など唱歌やポップスでおなじみの曲が続き、そして最後は会場全体で団歌「スマイル」を合唱し、締めくくりました。

新型コロナウイルスの影響により、現在はこうしたコンサート活動もままならない状況が続いております。感染症自体に対する不安はもちろん、さまざまな活動自粛による経済的な不安もあいまって、今年はなかなか先行きの見通せない一年になりそうです。感染予防に努めることはもちろん大切ですが、こんなときこそ平常心を保ち、転売や買占めなど利己的な行動に走らず、皆が協調しあえる社会を形成していくことが重要だろう、と日々考えております。

合唱団の活動についても、平常通りとはいかず、ご迷惑をおかけしているかと思いますが、さまざまな対応について当NPO法人としても尽力してまいりますので、皆さまもぜひご協力をお願いいたします。


秦雪絵顧問

(2020年3月25日)
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