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「第3回チャリティーコンサート 音楽の旅アラカルト」のお話

2020年01月09日

 皆様こんにちは。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 昨年の暮れになりますが、当法人の名誉理事である故中島啓江の「没後5年追悼コンサート」(11月12日)を無事に終えることができました。たくさんの合唱団員にご参加いただき、また南三陸町の方々もお迎えし、中島理事を懐かしむとともに楽しい時間を過ごしました。こちらの様子については、また筆をあらためたいと思います。
 今回は、昨年の6月に行われたチャリティコンサートについて、ご報告方々、少しお話をしたいと思います。こちらのコンサートは、東京・渋谷および南三陸町でも行ったものです。
 2019年6月21日に渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて、「第3回 被災地支援チャリティーコンサート」を行いました。引き続き6月29日には、南三陸町ベイサイドアリーナ文化交流ホールにおいて、「第2回 被災地応援無料コンサート」を南三陸町と共催して、行いました。
 南三陸町では一昨年を上回る350名弱の方にお越しいただきました。地元のコール潮騒の皆さんが参加して無事に終えることができ、しばしの間でしたが皆さんの心を癒せたのではないかと思います。涙ぐまれている方も多く、建物など物質的な復興は進んでおりますが、心の復興においてはまだまだであることを、被災地の方々と接すると実感します。今後もボランティア活動を続けて参ります。皆さんのご理解、お力添えをお願いします。
 今回のチャリティーコンサートでは「イタリア」を特集しました(「音楽の旅アラカルト」のタイトルからもわかるように、いろんな匡の音楽をとりあげています)。お馴染みとなりましたナビゲーターの団長安田祥子先生と、司会進行役 工藤将先生の絶妙なトークで全体を導き、カンツォーネやオペラなどのプログラムでお届けしました。祥子先生、小貫岩夫先生、木村優一先生、竹下裕美先生、沼尻未帆先生らが独唱やデュエットをし、指導員、ハートフルヴォイセズが合唱をしました。アンコールの最後にはボラーレで舞台と会場がひとつとなり盛り上がりました。当日の寄付金は460,473円となり、全て南三陸町に寄付しました。
 一方、東京での公演には、たくさんの方の参加希望があったため、抽選となり、抽選にもれた皆様には申し訳なく思っております。来年は東日本大震災から10年となり、チャリティーコンサートも一つの節目と考えております。

次回はさくらホールにて6月22日(月)29日(月)、南三陸町では7月4日(土)は「イギリス」を特集し、東京では抽選にならないように、さくらホールにて2回公演を行います。皆様誘い合わせてお越し下さい。


理事長 岡田秀春